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交流分析3

2020.06.15 | Category: 院長ブログ

他の自我が強い人でも、それぞれ上手く働いた場合とそうでない場合が出てくる。例えば「④自由な子供の心」の強い人は、ちゃらんぽらんで良くない患者に思われがちだが、創造性が有って、新しい食事療法を勧めると自発的にどんどん取り組むという良さが出てくるという。野口教授は「夫婦でどの自我状態が強いのかチャンスし合い、互いの特性の良さを生かして、相手の食事療法をサポートしてあげて欲しい」と勧めていますが、食事療法に限らず、まさに今のコロナ離婚等のギクシャクした夫婦関係を含めた人間関係にも使える心理学だと思って投稿させて頂きました。勿論この理論は食事療法だけで無くて何にも当てはまります。『巨人の星』という漫画が有りました(後に放映)。典型的①で有る父親「星 一徹」(そもそも名前がヤバい)と典型的⑤の息子「星 飛雄馬」の話で、従順な飛雄馬は父による超スパルタな指導(当時有名になったのが『大リーグ養成ギプス』)が話題でした。一徹は自分を引退させた「巨人軍への怒り」と「巨人軍に絶対必要な『巨人の星』を掴む存分に成りたいという」気持ちを息子に託します。それは貧乏生活から脱け出せる唯一の方法で有り「お前の為だから」という親心が隠れていました。少女主人公の場合は『アタックNo.1』というバレーボールの漫画が有り、こちらはコーチの指導も厳しいですが、多感な思春期の少女たちの心の動きとライバルに負けたくないと切磋琢磨するものでした。どちらも戦後復興からの経済成長と『東京オリンピック』を目指していた実際の選手たちの話がベースに有りヒットしたと考えられます。詳しくいえば『巨人の星』は当時V9達成する真っ最中で「長嶋茂雄・王貞治」氏の在籍した川上哲治氏率いる巨人軍の絶対的人気、一方『アタックNo.1』は「鬼の大松博文」氏と「東洋の魔女」が当時最大のライバルのソ連に勝ち「東京オリンピック」で金メダルを獲った実話が更なる人気を不動のものにしました。交流分析は上司や仕事の得意先との人間関係を良好にする等々にも応用出来ます。つづく

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全快堂

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院長宮木 謙三