高コレステロール値で医師から「非常にコレステロール値が高いから油料理やコレステロール値が上がりそうな食事をしないように」と言われた患者様がいましたが非常に痩せて動くのが大変そうでした。また他の患者様で表現の失礼な言葉遣いを許して頂けるなら「骨と皮だけ」のガリガリな身体つきなのに「血糖値が高いから食事を控え目に」と医師から言われた患者様がいました。どちらの患者様に対しても通院中の医師の指示には従う必要があると前置きした上で「現在の教育が平均を重視するように現代医学は平均値を重んじます。だから平均値から外れた場合は投薬と生活習慣の改善が指示されるのです。但しヒトの身体は個人差が有り一様にコレステロール値が上がる食生活、または血糖値が上がる食生活が悪さをしているのではありません。医師の指示に従いながら自身特有の食生活を見つけましょう」と伝えました(この内容の途中経過報は以前投稿しました)。どちらの患者様もコレステロールの入った食事をして、または急上昇は避けつつ血糖値が上がってしまう普通の食事をしていましたけど結果的に数値が安定して「今の食生活を続けて下さい」と言われたそうです。「???」今の食生活は指示された食事内容ではありませんでした。もしも指示された食事内容をしていたら、あくまでも「もしかしたら」ですけど少し動くのも辛そうだったので動けなくなっていたかもしれません。決して誰もが個人差を盾に独自の食事を推奨しているのではありません。但しコレステロール値が高いと言われた患者様の脈は決して「油料理の摂り過ぎ」では無く、血糖値の高い患者様の脈は決して「糖分の摂り過ぎ」ではありませんでした。どちらの患者様も15年以上全快堂に通院中の患者様(全快堂通院以前から既に病名が付いていました)ですから安心して経過観察が出来るからこその助言だったことは言うまでもありませんが「人は各々顔が違うように一律の食生活が必ずしも良いとは言えません。但し『だからといって』医師の指示が間違いではありませんし『無視しろ』なんて言っていません」ので勘違いしないで下さい。独自の判断で勝手に食生活を変えることは危険なので、必ず医師と相談してオリジナルの食生活を模索して下さい。正常範囲内が理想ですが、身体を壊してまで「数値だけ正常」になっても健康とは程遠いです。真の健康を目指しましょう!