「目」が大事なんて子供でも知っている。しかし身体の不調の原因が「眼球の動き」と関係しているとは治療家でも一部の人しか知らない。だから眼球の動きで身体全体を治そうなんて考えもしない。でも再三再四この場で「ヒトは目が水平に成らないと感覚が乱れる」と投稿してきました。水平を保つ為に首で有ったり背骨や骨盤等々を歪ませてまで目の水平を保とうとする。それは高さの問題ですが「眼球の動き」も勿論注視しなければいけない。上下左右そして右回転左回転と引っ掛かりを感じ無いであろうか?ゆっくりやらないと眼振となり目眩がするかもしれません。左右差や引っ掛かり、痛みが感じられたら眼球自体なら眼科ですが動きの過程での違和感ならゆっくり動かし改善されれば身体の不調が改善されているかもしれません。そして「目は口ほどに物を言う」の「口」も大事ですが「歯」も「歯茎」も「舌」も「喉」も「口唇」も大事なのに個々で考えずに漠然と大事と考えがちです。マスクをするようになって口の動きや口腔内を治療時に見る機会が少なくなりアドバイスが少なくなったことを反省しています。しっかり閉じて口呼吸は駄目ですし舌は出来る範囲で上顎に着けて欲しいけど歯と歯は接触させないことが理想。そして「噛み合わせ」の重要性は知っているけど「この部分に力が加わり過ぎると」または「噛め無いと」頭痛、肩凝り、腰痛、目眩、五十肩等々になると個々には知らない人が多いのが現実です。開院当時から「この症状はここで噛んで無い」「ここで噛み過ぎ」と掲示して有りますけど他人事のようになっています。そこで勝手ながら「今月は口の注視月間」として患者様の口腔内のアドバイスと改善をします。勿論「感染予防は徹底」しますのでご安心下さい。最低限「歯磨き」はしっかりやって日々の生活をして下さい。来月は耳にしようかなぁ。