『この牛丼美味しくない。だって吉野家の味と違うから』というブラックジョークが有ります。しかしジョークで終わらなくなっているのを御存知でしょうか?牛丼は吉野家、すき家等、ハンバーガーはマック、モスバーガー、カレーはCoCo壱だったりと昔だったら各家庭にオリジナルの味付けが当たり前だったのに『この食べ物はこの味付け』と決まってしまいがちな恐ろしいとさえ感じてしまう現代。有名な料理人の神田川さんが『現代はお袋の味から袋の味へなりつつある』と言われてましたが現実味を帯びてきました。テレビやネットでも『あの店の味付けを再現』なんて人気が有ります。でもなんか怖く有りませんか?みんな統一された味付けが好きで個性の有る味付けは不味いと思えるなんて。凄く儲けようと考えた企業が有れば人気の味付けを作ります。現在ではコンピュータで美味しさの判定が出来て万人向けの味付けも簡単に作れます。製薬会社と協力して糖分を増やして糖尿病患者を増やして、塩分を濃くして高血圧患者を増やして、脂を増やして動脈硬化や高脂血症の患者を増やして、それらを治す薬が売れてボロ儲け出来ます。ん~!本当はもうやっているのかも。マスコミを利用して情報操作してブームを作る事なんて朝飯前です。よく調べると食品会社がサプリメントを販売していますよね。自社の製品を食べさせて病人を作り出してサプリメントを売り込む。私達の味覚も健康も、もしかすると既に寿命までもが大企業に握られ思うつぼになっているかもしれません。まぁそれは私のブラックユーモアとして踊らされないように自分の目と耳と舌を信じて行動して下さいね。