外反母趾を望む新患が最近特に増えています。ステイホームの影響も有るのかもしれません。どの患者様も整形外科や接骨院等での治療をやっても改善がみられず来院されます。インソールやテーピングやタオルギャザー指導に足趾じゃんけん、マッサージや電気治療、注射や投薬治療や高額な靴を作った患者様もみえます。しかし改善がみられず中には足首や膝の痛み股関節や腰痛等、今まで無かった痛みを新たに発症して来院される方もみえます。どの患者様も「こんな方法で治らないのは当たり前」と専門家で無くても分かるから治療を途中で止めて全快堂を紹介され辿り着いた患者様が多いです。足趾だけに注目して正常な状態にしても新たに発生した歪み=代償は足甲や足首や膝、股関節や腰痛等々になり患者様を襲います。新たな痛みが発症したにもかかわらず外反母趾が治っていないのは悲しいことです。結論が外反母趾は全身?の不調の表れで有って根本治療をしなければ治らないということです。確かに足底の筋力不足や靴選びの不調は有ります。しかし根本は他の部位に有るのです。時間と治療費用を浪費して痛みを我慢しても治らず不満を訴える方の気持ちは分かりますけど「それは此処で言われても」と言いたくなります。しかし「今までの治療も決して無駄では無いですよ。ステイホームで筋力が落ちたことも理由の一つですからね」と伝え「必ず治るとは言えませんけど他の患者様が改善した違う方法を試してみましょう」と伝え治療すると改善傾向に。押して駄目なら引いてみなって感じですかねぇ。ステイホームは治療家泣かせです。