勘違いしないで下さい。連日の投稿を読んだ患者様から「新型コロナウイルスは怖くないんですね?」と言われてしまいました。いやいや「新型コロナウイルスは怖いウイルスですよ」と伝えさせて頂きました。スイマセン私の表現が駄目なんですね。血管内皮細胞に炎症をおこすから全身に血栓が出来ます。だから重症者や死亡率が飛び抜けて高くなっていませんが、糖尿病、腎臓病、高血圧、高齢者と女性に比べて男性の方が注意が必要なのは流行当初から変わりはありません。この条件に該当するのは「血管に負担」「細い血管が該当」「血液ドロドロ」「血管の老化」です。では何故アジア諸国は世界中で死者数が少ないのかといえば「固まり易い血液かどうか」の人種的な違いが有ると考えられます。もしも食事内容ならば「地中海料理」は絶賛されているから、その近辺の諸国の感染者及び死者数は少ない筈ですけど結論は「NO」です。魚料理が多くEPAやDHAを多く摂取して血液をサラサラにする努力をしても人種的特異差には敵わないようです。しかしだから諦めるのは早計です。地中海料理(当然和食も同様)を継続して脱水を助長するアルコールの飲み過ぎは避けて喫煙はせず、3密を避けてマスクと手洗いと運動は基本中の基本。その上で身体の声に耳を傾け些細な異常でもキャッチするよう日頃から努力すること。厄介なのは「潜伏期間が14日有るのに発症する前2日間の感染させるリスクが激増する」ということです。インフルエンザなどは発症すれば「感染させては駄目だ」と自宅待機出来るのに、無症状でいるから周囲にウイルスを撒き散らしてしまうのです。これは「若者は無症状の人が多いから」にも該当して感染者数増加の原因の一つです。「人混みは避ける」のは「感染者と接触リスクを避ける」理由と、万が一自身が感染していたと想定して「ウイルスを撒き散らさない」という理由です。だから決して「新型コロナウイルスは恐るるに足らず」ではありません。怖いウイルスです。しかしながら動かない訳には生活出来ませんからリスクを最低限にしながら活動して欲しいのです。不特定多数の人が集まる場所は出来る限り避けましょう。突然ですが全快堂は自費治療です。それは言い換えれば「健康意識が高い人」が集まり易いです。病院は病気を治す所ですから予防で通院中の人は多くありませんが全快堂は非常に多いと表現出来ます。偏見に聞こえるかもしれませんけど私の大好きな居酒屋に行く時には同じ人でもリラックスやストレス発散を考えて行きますから通常よりは脇が甘くなります。それは当然感染リスクが高くなり実際「休業」対象になる訳です。「だったら居酒屋でも静かに呑めばいいんだよ」となりますけどリラックスやストレス発散の為に出費して時間と空間を買っている人に強制するのは変な話です。だから休業となります。くそ~っ!(つづく)