朝晩の冷え込みが徐々に厳しさを増しています。動けば温かくなるでしょうけど運動嫌いの人には夏は暑くて「もう少し涼しくなったら」となり寒くなれば「もう少し暖かくなかったら」と、いつも嫌な季節ですね(って、結局一年中動かない)。もうウンザリでしょうけど新型コロナウイルスは血管内皮細胞炎症で血栓を作り易くするので細い血管、太い血管でも負担を加える持病、些細な負担でも長期間で有れば壊れてしまうので高齢者を含めて重症化する病気であることを繰り返し投稿してきました。運動すれば一酸化窒素が放出されて血管を改善するので重症化リスクが減るというのは「あくまでも仮説」の範囲でしたが先日『東京医科歯科大学病院』からの「酸素と一酸化窒素を吸入させると重症患者の改善がみられる」とのニュースを見ました。以前から投稿したり患者様に繰り返し「一酸化窒素は効果が有ると思われるから運動して下さい」と言い続けてきた私は正直「ホッ」としています。確かに少ない症例報告では正確には程遠いですし新型コロナウイルスを封じ込められていない現在、私たちが出来ることは「リスクを減らすこと」と「運動をすること」です。3密回避とマスク着用と、良いと言われている生活習慣をすること。結局は目新しいことは何も無く当たり前のことをするだけ。そりゃそうだよ、文明が進んでもヒトの身体の中身構造は何万年も前から同じなんだから。