ヒトの身体の血管の総距離は99000kmは毛細血管で1000kmが比較的太い血管の合計約10万kmぐらいであると言われています。その髪の毛より細い血管の何処かに小さな血栓一つが詰まれば「体調の急変」に繋がります。マスコミは相変わらず「前日まで無症状だった」と恐怖心を煽る報道をして視聴率を稼いでいますけど、彼らがやらなければならないことは上記のことを元に「新型コロナウイルスに感染すると血管が炎症して血栓が出来やすくなるから体調の急変することが考えられる」と冷静な判断に加えて、もし感染して自宅待機を命じられたら「どう向き合っていけば良いのか」と分かり易く報道するべきです。パルスオキシメーターを枕元に置いてこまめに検査することと、血液が塊難くする薬の服用と同時に一気に大量の水分補給では無くて15~20分に1口を理想として加湿にも心掛けるのは最低限です。出来れば熱中症予防の経口補水液が良いでしょう。勿論新型コロナウイルスに感染すれば血管が詰まる危険性は健康時に比べ格段に上昇しますが脳梗塞や心筋梗塞、エコノミークラス症候群で有名になってしまった肺塞栓症も血管が詰まる病気ですから日頃からコレステロールの高い人、血糖値の高い人、高血圧の人、腎臓機能が低下している人、そして長年血管を使ってきた高齢者の人は注意が必要という「新型コロナウイルスが流行し始めた頃の注意点」に舞い戻ったことになります。国会議員のように特権階級で無症状に近い状態でも即入院出来る人以外は日頃のケアが必要です。