タンス預金が101兆円になったとニュースで見ました。だけど「何でタンス預金の金額まで分かるの?」と思いませんか?誰にも見つからないようにヘソクリしているのに誰が見てるって「国が見てる」ってマジかっ!国税総合管理(KSK)システムって知っていますか?国民の金の動きを全て集約して一元管理するシステムだから「自分だけしか知らないから大丈夫」というタンス預金までも分かってしまう優れもの。しかしそれでも完全では無いから全国銀行協会は定期的に全国民の通帳にアクセスして金の流れを把握している。それを秘密裏に行うと反発される恐れがある為にCMで繰り返し「定期的に通帳の金の流れを確認することに協力して下さい」と流している。その理由を「犯罪やテロ組織の資金に使われると危険だから」と尤もらしい理由で国民の理解を求めています。確かに犯罪やテロ組織に使われることを阻止しなければなりません。しかしそれだけでは無くて国の財政難は再生不可能、最早天文学的数字に近付きつつある時に国民は金を持っている。これを放っておくのは勿体無い、チャンスが有れば国の物にしたい。そこで誰が幾ら金を持っているのか把握しておいて金の動きが無かったら「休眠預金」と理解して国が手に入れる法令を作ったのです。そこで効率的に金を掻き集めるのにKSKを作ったのですが、それでもKSKが使用される以前の金だったりKSKから漏れる金を防ぐ為に「偽札防止」を全面にアピールして実は隠してある金を表に出す機会を増やしているのです。これで「ほぼ」完全に国民の財産を把握して脱税防止にも役立ています。多くの国民は正しく納税していますけど集めた金でアホな政治家や一部のズルい官僚の懐に入るのはモヤモヤしてしまう。責任者出てこい(出ました人生航路)。しかし101兆円って有る所には有るんだねぇ。