以前から日本は「風邪に抗生物質を処方している」ことで問題になっていました。世界中から「そんなことをしていると耐性菌を作ってしまう」と再三に渡って注意を受けていました。やっと厚労相も重い腰を上げて医療者側への指導に動き、また患者に対しても「薬を欲しがらないように」と啓蒙活動するようになりました。しかし皮肉なことに今回の新型肺炎で世界中が終息を願いワクチン接種をしている結果、次々と変異株が発見されています。こうなると新型コロナウイルスの致死率は非常に高くなる可能性が有ります。しかし致死率が上がれば感染リスクは減ります。現在問題になっている「感染していても無症状で感染を広げてしまう厄介な人」が少なくなる(亡くなる)からです。人類がコロナウイルスを制圧出来るのか、致死率が上がりウイルス自ら破滅の道を歩むのかは神のみぞ知ることです。とにかく私たちは春の陽気に浮かれて予防を疎かにしないように気を引き締めて暮らしましょう。