東京・池袋で2019年4月に発生した暴走事故で禁固7年が求刑されました。本当に痛ましい事故で遺族の方の悲しみは想像を絶することでしょう。ご冥福をお祈り致します、合掌。この事故では運転手の被告が高齢であったことの危険性、旧通産省工業技術院の元院長だったので「上級国民」と揶揄されて国民感情はヒート・アップしました。しかしかなり前に投稿した事件を覚えているでしょうか?その時も記述しましたけど今まで私が乗り換えた車の90%がトヨタで、現在もトヨタ車でトヨタ車が安心・安全だと考えていることを御理解下さい。ですから当然誹謗中傷とかが目的ではありませんし被告を弁護するつもりもありません。淡々と事故の事実と記事を伝えて少しの持論を述べます。高齢で池袋での事故の前も後も「アクセルとブレーキの踏み間違い」が原因と考えられる事故が多発したので、メディア報道内容の羅列と被害者と遺族への同情に何の疑いも無く私たちは「いい加減踏み間違いを認めろよ!」となっています。しかし『週刊文春』の記事を読んだことが有りますか?現在なら『文春オンライン』で読めますので、出来れば最初から最後迄しっかりと読んでみて下さい。それは「2018年2月18日午前7時10分過ぎに渋谷で発生し一名の方が亡くなられた暴走事故」です。事故を起こした自動車は「トヨタの最高級車『レクサス』LS500h」でした。その事故の原因は「運転手のアクセルとブレーキの踏み間違いは考えられない」ということが想像出来る内容でした。警察による検証が「車の不具合かもしれない」という結果を表していたのです。多発していた高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違い事故の多くは『トヨタのプリウス』でした。これは販売台数が他の車種に比べて突出していたから当然の結果ですが池袋の事故も『トヨタのプリウス』だったのです。そうなると検証結果の結論が不明の『トヨタのレクサスLS500h』と池袋の事故は『トヨタのプリウス』が同じで、何を言われても「踏み間違いを否定し続ける被告」に怒りを感じると共に「もしかしたら」という僅かな疑問が芽生えた自分に気が付きました。どちらの事故も結論は完全には不明ですが、今年私は免許更新の年なので「人は不完全な生き物」と常に考えて安全運転を心掛けなくてはならないと改めて心に誓いました。