新型コロナウイルスのワクチン接種で今度は3回目で混乱しているのに「インフルエンザの予防接種なんて考えられない」と言われそうです。しかしワクチンも治療薬もCOVID-19より少し先を進んでいるインフルエンザですが、生命に関わるかもしれないことを私に判断を委ねてくるのは止めて欲しいです。来年の3月か4月になって解ることですので「博打」です。但し介護施設で働いている人、介護施設に家族が入っている人、介護しなければならない高齢者が家族にいる人はワクチン接種を「受けた方が良い」と思います。介護施設で昨年は例外的に静かでしたが、例年介護施設でクラスター的にインフルエンザが広がります。そのキッカケが自分または身内にならないように一人一人が注意するべきです。高齢者は感染すると生命の危機に直結します。ところで問題は子供たちの場合です。インフルエンザに感染すると合併しておこる確率のある「脳症」が心配だからです。インフルエンザ脳症で年間数百人ほどの子供たちが亡くなっています。ですから高齢者だけで無く小さな子供がいる家庭では家族全員でインフルエンザのワクチン接種を考えて頂きたいです。データによると子供の感染者数が低いと高齢者の感染者数も低いともいわれていますから、やっぱり高齢者または小さな子供がいる家庭は全員でインフルエンザワクチン接種を考えて下さい。