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近未来の介護

2022.05.16 | Category: 院長ブログ

誰だって死ぬ間際は優しくして欲しい筈です。出来れば住み慣れた家で最期を迎えたい。しかし自宅で最期を迎えると警察が来て世間体が悪いし最多?の湯船で溺死ともなれば厄介極まりない。だから老人ホームや病院ならば家族に迷惑が掛からないけど「自宅で最期を」と願う当人のことを考えると「?」となるから財産問題や遺産問題と共にシッカリと話をしなくてはいけない。しかし「死」を前提の話は切り出し方が難しいから本人から議題にして欲しいものである。それが難しいから困っているんだけど、次回親類縁者や家族が集まる盆休み迄に作戦会議をやっておくべきです。私のように財産が無い家は安心だけど悔しいです(チクショー!)。さて老人ホームや介護施設で働く方々は精神的にも肉体的にも大変だと思います。それに呼応するように介護士の方々の待遇は良くなっていますが、一方病院で働いている理学療法士の方々は規制改革により人数が増大したのは良いですが医療費削減政策とは逆行する結果となり賃金のアップに乏しく病院勤務に見切りを付けて開業し自身の腕一本の実力勝負に挑む方々も増えています。コロナやウクライナ侵攻が無くても無能集団の政治家では少子高齢化社会の日本に明るい未来は無く「日本は消滅する」なんて言われたり「円安基調」からの脱却は、外圧以外に期待薄のダメダメ日本。と成れば日本国民には病気に成らず死ぬまで働く丈夫な身体を作らなければ本当に悲惨な未来しか見えません。全快堂に書いてあるように「自分で棺桶に入る体力だけは着けておくように」は現実味を帯びて笑い話では済まされないのである。終の棲家問題は全国47都道府県に必要だから解決出来れば一躍大企業になる筈。「介護施設なんて全国に沢山有る」と憤慨する前に最後まで読んで欲しい。私が伝えたいのは少しでも経費削減し利益率向上を目指す公的な施設形態を全国に作り医療費削減と同時に余剰気味の理学療法士や柔道整復師等々の雇用問題を解決する制度の早期実現を提案したいのです。利益追求の会社組織は必ず働かない人材が幹部に居座り高給取りになり、それが一番問題で有りハッキリ言って無駄。だから私の考えは働く人のみで構成する組織。人材も雇用せず登録制の終の棲家対策。生命保険会社が支部やセールスを雇用していた時代、建物と人件費が膨大になり加入条件の低下と保険会社経営の圧迫という状態に繋がった。しかしネットにしてセールスも建物も置かなく成った結果、経費削減に成功し加入者の条件アップは会社の利益率向上に繋がったのである。介護でも一件ずつ訪問せずリモートでの状況把握や体操指導で対応するようになってはきているが、相手は人間それも高齢者だから家庭環境は勿論、症状に至っては日々刻々と変化して生命保険のようにネットでの成功とは簡単にはいかない。そこで各地域に点在する空き家や空き団地を利用し動ける高齢者には来てもらうか家族に送迎してもらえば経費削減=理学療法士等の利益率向上に繋がる。ここで最大の売りは高齢者側は連絡さえすれば勝手に評判の良い場所に移動可能と出来るようにする。するとAIが近隣の登録しているスタッフに連絡する。評判が良ければ使命が増えて常に仕事に有り着けるという「自分の食い扶持は自分で稼げ」という方式にする。「そんなの安定しないから嫌だ」というスタッフは登録しないで自身で開拓すれば良い。しかし場所も利用者も存在しているのは魅力的であることは確かな筈。当然ながら医療スタッフも必要となるから登録してある医師や看護士からAIが効率的に集め使命する。荒削りな考えは承知の上だが評判や使命をオーブンにやるのは魅力的だと思います。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三