最近は新患の方が大変多くて対応に苦慮していますが、更に大変なのが「アナタの身体に○○は合っていない」と説得し納得させることです。そこで今回以前投稿しました「グルテンの怖さ」を再度取り上げて知って頂きます。何故グルテンかと云えば「現代の日本人はグルテンが大好き」で次々来る人の殆んどがアレルギーの要素を持っているからです。グルテンが大好き過ぎて多くの病気の原因がグルテンなのに私が注意すると「食べる物が無くなるじゃないですか!」と怒る怒る。そこで詳しく説明するのですが時間がかかるので投稿することにしました。パンや麺を作る為に小麦粉と水をこねた結果、グルテニンとグリアジンという2つのタンパク質が結合してグルテンが作られます。そして腸に吸収されると即分解されグルテニンと「グリアジン」になります。グリアジンが「ゾヌリン」というタンパク質を分泌させます。本来ゾヌリンは栄養素を吸収する為に腸の壁に隙間を開ける役割をするのですがグルテンを過剰に接種すると腸の壁が開きっ放し状態になり容易に細菌や毒素が入ってしまい体内で炎症が起こり肩こり、頭痛、腰痛、膝痛や慢性疲労や不眠という全身の不調を引き起こします。しかし多くの新患の方が「自身に合わない食事内容から不調を引き寄せてる」とは考えもしないから怒りだす人もいます。腸の壁の隙間(タイトジャンクション)を開きっぱなしにする食材は他にも有るので続きは次回。