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甘い罠

2022.06.06 | Category: 院長ブログ

最近ニュースになっている『持続化給付金』の不正受給問題ですが、以前から何度も此処で投稿してきました。全快堂も受給したかったですけど残念ながら?受給対象者には該当し無かったので貰えませんでした。しかし対象者になるのは本当に簡単なことでしたから恥ずかしながら一瞬悪い考えが過りました(反省)。本当に苦しい人で無くても100万円、200万円という金が「簡単に貰えるなら」と不正に手を染めてしまった人も多かったのでしょう。それを裏付けるかのように多くの人々がニュースを見て冷静になって返金を申し出ているようです。至急給付金を届けたいと審査の簡素化は素晴らしかったと思いますけど途中から不正が目立ち逆に支給が滞ってしまい必要な人々が困ってしまったとニュースで流れていたことを思い出します。そうなると不正した人々は①不正の申請をしたこと②正当に貰える人々の受給を遅らせ事業の継続を困難にした、という二重の罪を犯した訳ですから十分反省しなければいけません。しかし政府もコロナ対策が不十分、PCR検査数が少な過ぎる、ワクチン接種が遅い、受給が遅い、審査が通らないとの多くの批判をかわす為に受給者数を「とにかく多くすること」で「こんなにも受給額が伸びているから政府はちゃんと対応している」と批判をかわし取り繕おうとした結果の不正受給者問題に発展したことは否めません。また1人に10万円振り込む予定が間違って1人だけに4000万円超を振り込んでしまった出来事が発覚して結果的に行政が犯罪者を作り出したニュースが先日有りましたけど、この持続化給付金の不正受給者事件も政府が犯罪者を沢山作り出したように感じました。どちらも故意では無いにしろ『甘い罠』を行政が作り出した結果です。例え現役国税局職員のような公的機関絡みと云えども不正ならば素直に信じては駄目ですね。

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全快堂

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院長宮木 謙三