ドイツの小児科医がドイツの子供たちの検査をしてみると45%に何らかのアレルギー症状が有りました。非常に驚きましたが「これは当たり前のことなのか?」と米国のアーミッシュの子供たちのアレルギー症状の有無を調べてみました。すると何らかのアレルギー症状を持つ子供は7%しか居なかったのです。また花粉症も喘息も驚くことに全く無かったのです。アーミッシュは米国に住むキリスト教信者の集団で150年以上前の生活を現在でも続けている集団です。自動車は使わず馬車に乗って、ピザもファストフードもテレビもスマホ無い生活。まるで吉幾三氏の『おら、東京さ行くだ!』の唄そのもの。映画好きの人ならハリウッド映画でハリソンフォードがアーミッシュの村に身を隠すシーンが有ったのを知っているかもしれませんね。大気汚染は仕方ないにしても極力昔ながらの生活を守ることにより化学物質の汚染から身を守ることがアレルギーから逃げる唯一の方法で有ると教えてくれた実験結果でした。