最近急に猫背気味の人が増えました。また病院で「骨粗鬆症と言われた」とか「圧迫骨折していると言われた」という人も増えました。3年間のコロナ禍の影響が今になって表れ始めたと考えられます。カルシウムは摂取するだけでは骨に摂り入れられません。運動して始めて骨に吸着されますが当然ビタミンDも必要です。しかしビタミンDも太陽の光が必要です。コロナ禍で外出を控え運動量が減り、コロナ禍でマスクをして唯一露出していた顔も隠れてビタミンDの活性が妨げられ、リモートワークが猫背の助長と通勤による運動を取り去ってしまいました。しかし身体にはカルシウムやビタミンD、筋肉の蓄えが有りますから今になって表れ始めました。また「枕が合わない」という声も急に増えました。これも本人は気付いていないけど猫背気味になり始めたことが隠れているのかもしれません。だから私は売り込んでいませんが最近『枕』が異様に売れます。コロナ感染症の後遺症は呼吸機能や疲労感のみならず猫背による「頭痛•肩こり•めまい•耳鳴り•五十肩•圧迫骨折•不眠•姿勢の悪さ」等々、思わぬところに悪影響が表れる違った意味での恐ろしさを現在犇々(ひしひし)と感じています。最後にカルシウムとビタミンDは、出来ればバランスの良い食事と運動で摂ってもらうことが理想ですが若い人でも難しいことが知られています。また更年期後のホルモンバランスの乱れは急激なカルシウム流出を招く恐れが有りますし、高齢になれば成る程「腸内細菌の乱れ」がカルシウム吸収を妨げますので効率良くカルシウム摂取を心掛けて下さい。