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性差

2024.01.06 | Category: 院長ブログ

ドミニカ共和国にサリーナス村という小さな村が有ります。たった5000人ほどの村に世界中の生物学者たちが注目しています。それは何故か?なんと村人50人に1人の割合で、生まれた時の性別が思春期になると変わってしまうからです。生まれた時の性別は外性器で決められますが、女の子で育てられた子供たちが思春期に向けて、腕の筋肉が増え、声が低くなり性器も変わって行くと。男の子になるには胎児の時と思春期から以降は継続的にテストステロンがシャワーのように体内や脳に浴びせられた結果男性になります。それが女の子に生まれた一部の子供たちに、性別さえも変わってしまうほどのテストステロンが放出されるというのです。逆に現代人のテストステロンの放出量はどんどん減っています。それは驚くほどの勢いで減っていて2000年以降だけで数十%の割合で減っています。それは精子の数の減少と動きが悪い、全く動かない不完全な精子の増加という見える形から、全く性欲が湧かないという若者の増加という脳の問題に至るという多岐に渡ります。テストステロンの減少は運動不足や肥満や食生活の偏り、そして環境ホルモンの影響と考えられています。これは先進諸国の多くで見られる現象ですが、日本では更に最近は少子化が加速しています。アルハラという言葉が使われ、コロナで飲み会が減少、文春砲の影響で「不倫は文化だ」という時代から180°世の中は変化したこと等々。これらは社会的風潮で日本人は特に日和見の強い民族なので『金曜日の妻たち』というドラマが高視聴率を叩き出していた同じ国とはとても思えません。ところで先進国が全て少子化が進んでいるのか?北欧の国々の出生率は減るどころか、むしろ増加傾向に有ります。これは社会福祉の充実で子育てし易い環境が整っているからに他ならない。日本だって社会福祉の充実が有れば少子化問題を乗りきれ無いにしても、せめて先送り出来るのに、日本の政治家たちときたら。税金泥棒議員を一人でも多く引き摺り降ろして未来明るい日本にしないと日本は滅びますよ。P.S.日本は国会でも会社でも重要なポストに口ばかりで無く女性を就けるべきだ!

当院へのアクセス情報

全快堂

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院長宮木 謙三