「何それ?」と言われそうな題名ですが昨日の約束通り進めさせて頂きます(以前投稿した内容とカブっています)。ヒトの深部体温は37℃ほどです。「私は低体温だから何回計っても35℃台です」という人でも実は深部体温は37℃に間違いありません。そして陰嚢に入っている睾丸は34℃が理想で有り「ほぼ」34℃ほどです。その睾丸が34℃より高くなるほど精子の数が減り動きも悪くなり不妊原因になります。昔は不妊で悩んでいる人が現在よりは少なかったです。ましてや精子の数や精子の動きが悪くて悩んでいる人は現在よりは少なかった筈です。それは睾丸の低温が保たれていたからです。それは下着に原因が有ると私は考えています。昔は着物に褌(ふんどし)でした。褌は少し緩めば陰嚢を現代のビキニタイプのパンツよりは胴体から離して睾丸の低温を保ってくれる筈です。しかし現代の男性下着は完全なトランクス型以外はトランクス型だけど胴体に密着するというタイプが多くサルマタと呼ばれた下着も密着ではありませんでした。これは衣類進歩で伸び縮みしたり保温性を高めたり出来ることが逆に仇となっているようです。勿論食生活や環境ホルモン、電化製品の発達による仕事内容の変化や生活リズムの多様化や等々の他の要因は有ります。しかし本日は不妊原因を「何故玉は外(体外)にあるのか?」に絞って投稿したので以上のような内容になりました。玉は出来るだけ冷やすことが精子の数と動きの良さに繋がります。最後にもう1つだけ。股関節周りの柔軟性は睾丸への血流量を向上させます。和式トイレが無くなった今、蹲踞(しゃがむ)の姿勢は非常に少なくなり結果として股関節の柔軟性が低下しています。これは腰痛や股関節痛、膝痛や足の症状に繋がります。股関節の柔軟性向上に全快堂が力を入れているのはコレが理由です。