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おんぶが少ない

2016.05.16 | Category: 院長ブログ

最近は『おんぶ』をしている方が抱っこに比べて少ないような気がします。更にベビーカーの発達が抱っこもおんぶも少なくさせているのかもしれません。色々な意見が有りますが私は『おんぶ』をするのは大変良いと思います。おんぶをしていると肩越しに親御さんがやっている事をじっと見ています。目線が高いので子供が日常見ている視界とは全く違い、これが脳への刺激となり賢い子供になると思います。また大人がやっている動作自体も良い刺激になります。そして精神的にも母親の心音が子供に伝わり安心感に繋がり情緒的にも良い結果に繋がると思います。ベッドに寝たきりの高齢者はベッドの上半身を起き上がらせた状態に比べて早く認知機能の低下が報告されていますが子供でも二次元よりも三次元の刺激は有効です。海外では後ろ向きに子供を背中に乗せているグッズが有り日本でも売られていますが私個人としては前向きが良いと思います。前向きおんぶは股関節の発達にも良いです。父親がおんぶしている場面に遭遇しますが『良いお父さんだなぁ』と感心すると同時に尊敬します。恥ずかしながら私は一切育児を手伝わなかったです。一人で他の部屋に耳栓をして寝ていましたし、オムツ交換もほぼゼロでした。だから妻には深く感謝しています。ただ子供は普段母親ベッタリでしたが病気の時やケガ、何処か痛い時や小さいながら相談事には必ず私の所に来ましたので適材適所で自分の得意分野で働けば良いと今でも考えます。でも現代には通用しないでしょうね。だから今のイクメンパパには感心します。父親のおんぶは素晴らしいですし推奨しますが、やっぱり最後は290日前後聴いていた心音リズムには敵いません。愚図った時には母親に預けましょう。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三