老化してくると悲しいことに些細な変化に気付き難くなってしまいます。連れ合いの髪型や髪色が変わっていても一向に気が付きません。奥様が美容室に行ったのに気が付かず、万が一他の方のヘアースタイルの変化に気が付いたりしたら修羅場が待っていると言って良いでしょう。それは「さておき」繰り返しになりますけど、老化してくると本当に些細な変化に気付き難くなります。これは人生経験が豊富になったことにより少しの変化に右往左往しなくなっているからでもありますし、悲しいことに老化で五感が鈍くなっていることも否めません。自分が子どもの頃に推しのアイドルがいて熱狂していると祖父母が「みんな同じに見える」と言ったことが有りましたけど、その頃は到底理解出来ませんでしたが今なら分かります。いや、祖父母と同じで違いが分からない歳に成ってきたので「分からない」と表現するのが正解なのか?兎に角、グループの名前もメンバーの顔も分からないし覚えようとも思いません。この意欲の低下が老化であり更年期障害であり認知症かもしれないのです。若い方々には理解出来ないでしょうけど外国人の顔が似て見えることが有ると思います。特に離れた地域の国の場合は尚更です。それが高齢者がグループのメンバーを見た場合に似ているのです。老夫婦の会話に「あの人は○○さんに似ているね」というのが増えるのはコレが原因と考えられます。ご多分に漏れず私も全くグループ名やメンバーの顔や名前が分かりません、というよりも覚えようとも思いません(意欲低下)。最後に大谷翔平氏の奥様が「何処かで見たような」「誰かの雰囲気に似てる」と感じ考えていて、やっと分かりました。顔ではありませんけど、どことなく『ZARD』に似ているように私には見えます。若い人は知らないですよね。老人の呟きでした。P.S.患者様の顔は驚くほど分かります。報酬が懸っているからです(イヤらしいねぇ)。