海外のドラッグが使えない状態を解消することを政府が考えています。これは大変良いことで、今までは患者数が少なく採算性の乏しいドラッグは製薬会社が積極的に創りませんでした。にもかかわらず海外の薬の輸入を積極的に奨めてきませんでした。そうなると患者側は高額な薬を個人で輸入することを強いられて来たのです。だから私は賛成です。とはいえ、良いことでも有り危険なことでも有るのです。それは何故か？そもそも個人的な意見ですが、日本人の身体は西洋人とは明らかに違っているからです。当然『脈』を診れば明らかですが「脈診なんて非科学的」と言われますし再現性に乏しいので「ほら違うでしょう？」と騒いでみても相手にされず虚しい限り、一緒だと言われるだけです。まぁだからこそ解禁になるのですが服用する薬を海外から即導入ということは危険と思っています。例えば『油』『脂』一つ取っても耐性は明らか違うから、海外の臨床実験が日本人に当てはまるか甚だ疑問だからです。油料理が続くと胃もたれや下痢気味になる人が多いですし海外旅行が長いと食欲不振や和食が恋しくなる人が多いのはそれが理由です。他にも筋肉量や骨格も西欧人とは違います。更に複雑にしているのは日本人の遺伝子を解析すると、縄文人と弥生人とは違う人種の遺伝子が入っているので現代の日本人の体質を一層複雑にしているのです。(私の口癖)兎に角、ドラッグロスが解消されることは大変良いことですがドラッグのお世話にならないことを目指しましょう！