「がん」という病気が急速に増えています。「がん』くらい知ってるよ」と言い返されそうなくらいポピュラーな病気ですが「がんと癌の区別」も一応有りますけど種類が豊富で結局は知らないことが多い病気です。だからお医者様以外は自分や身内が罹患した時に該当する「がん」を詳しく調べれば良いのかもしれません。現在では2人に1人が罹患するという病気ですから珍しくないのでしょうけど罹りたくない病気であることには間違い無いです。しかし米国から衝撃的なニュースが入ってきました。「2030年迄に米国の『大腸がん』の患者数が倍増するだろうという予測が立てられた」と。あくまでも予測ですから真偽不明は当然です。でも本当にそうなるかもしれません。米国の喫煙率が急速低下して医師による早期発見も功を奏して米国の「がん」の患者数が低下していることは事実で、逆に言えば「喫煙がどれ程悪いか」の証明とも言えます。しかし人種差が有るとは言えジャンクフードを食べサイズの大きな国ですから健康には良くない生活をしている国民が多いですので『大腸がん』というワードには引っ掛かります。日本人も大腸がんと肺がんが多いというデータが有りますけど2000年以上前の中国の書物に『肺と大腸は表裏一体』との記述が有ることは非常に興味深いことです。西洋医学は素晴らしい、これは紛れもない事実です。しかし東洋医学を信じず回り回って漢方薬を処方し、非科学的と言ってきた考え方に結局は突き当たってしまう現代医学。対応の遅れは患者の生命を脅かす結果に他なりません。もう少し大きな気持ちで大きな見識で生命に向き合って欲しいものです。