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2024.08.23 | Category: 院長ブログ

毎日のようにニュースからイスラエルのガザ地区への攻撃が流れてきます。歴史的詳細を差し引いて状況のみ述べれば「イスラエルが有る地域は歴史的にパレスチナの人が住んでいましたがイスラエルが入って来て建国しました」ということです。もし話し合いや国が存在した上で侵略するならパレスチナは現在のように分断され無かった可能性が高いと思いますがイスラエルが「此処がいい」と建国したらパレスチナ国家の真ん中あたりだったのでガザ地区が出来てしまったのです。ガザの人々は『城攻め』されてる状況で兵糧攻めも受けています。誰でも生きたいし生きる権利は有りますから『座して死を待つ』筈が有りません。だから徹底抗戦している集団が『ハマス』です。第一次大戦での英国首相の話は置いといてイスラエルのネタニアフ氏は「ハマス」を徹底的に叩く必要が有ります。それは戦争が終結すると自分の裁判が始まり有罪判決を受ける可能性が非常に高いからです。しかしハマスを壊滅すれば少しでも国民世論を味方に出来る=裁判を先送りに出来るし有利に出来る可能性があるので世界や米国が何を言ってもガザ地区への攻撃を止めようとはしません。米国には非常に多くのユダヤ人が居ますし高い地位に就いてます。米国は現在「大統領選」の重要な期間なので「イスラエルの攻撃を止めさせます」なんて公式に発表すれば選挙へのダメージは必至です。だから内容は違えど過去の英国首相のように二枚舌外交をしているのが現状です。でもハマスの壊滅名目のガザ地区への攻撃はユダヤ人が受けた『ホロコースト』を今度はユダヤ人が行っているように見えてしまいます。ホロコーストを受けた国民だからこそ自らガザ地区への攻撃を今すぐ終わりにして欲しいです。

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全快堂

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院長宮木 謙三