カロリーは「その物」のカロリーであることは確かです。しかし「その物」を食べても全て同じ結果では無いことを意外と世間は知りません。「私って何を食べても太るんだよねぇ」という人は噛まない、早食い、食べる時間帯等を考慮する必要が有りますが、一人ひとり身体の対応が違うので同じ物を食べても「太る人」と「太らない人」がいるのです。その違いはズバリ「腸内細菌の構成」に他ならないのです。だから最近は世界中で他人の腸内細菌を植え付けて体質の改善をする実験や治療が行われているのです。酷い食物アレルギーの人が肌荒れ以外は特に症状の無い人の腸内細菌を体内に入れたところ症状が改善したのですが肌荒れを発症。そこで肌は綺麗ですが鬱病の人の腸内細菌を入れたところ肌荒れは改善しましたが酷い鬱傾向に。そこで肌荒れの人の腸内細菌を再び入れてみると鬱傾向はたちまち改善して食物アレルギーも改善しました。そして今回は肌荒れも発症しませんでした。何と肌荒れの人は以前より肌荒れが改善しており、その時点の腸内細菌を入れた結果だと推測されたのです。精神的な症状も含めて色々な病気や体質の改善にまで影響を与える腸内細菌を全快堂に歩いて来れる程度の人なら、他人の腸内細菌を入れ無くても自分の腸内細菌の構成を改善すれば十分症状の改善は期待出来ます。痛みや痺れは勿論ですが精神的な症状に付随して「考え方」「性格」までもが腸内細菌の構成が影響しているのです。残り何年何十年余命があるのか全く分かりませんけど『少しでも快適に今より快適に過ごしたい』のなら腸内細菌の改善を第一に試みることを勧めます。それには最初だけ少しの間だけ野菜中心で、野菜を多めに食べて下さい。人によって時間も量も千差万別でしょうけど、それは腸内環境が乱れている人ほど大変なことは理解出来ると思います。しかし一度腸内環境が改善するとオートマチックに野菜中心の食生活を好むようになるから不思議に思えるでしょう。大半の人は「これが食べたい」と考えているのは『脳』だと思っていますが各個人の腸内細菌の構成により好みが変わるのです。だから良い腸内細菌を増やせば、良い腸内細菌が住みやすい腸内環境にしておけば快適な生活を送れるようになります。すると笑顔が増え、感謝が増え、周囲に素晴らしい人々が集まってきます。そうすれば人生が更に良い方向に動くことでしょう(年末かよっ)。