先日『ぐでたま』のような「だりー」が口癖の動こうとしても動けないし、そもそも動こうとしない動く気分ではない方が来ました。「『ぐでたま』みたいだね」と伝えると知らなかったので幼児が来た時に見せるNetflixで見てもらったら「これ私だ!でも可愛い」と納得していました。いやいや可愛いと納得されても治さないと私は困るし日々の正常な生活に一番困るのはアナタですから。その方は簡単に言えば自律神経失調症の極端な『副交感神経の優位』の精神状態でした。現代人は殆んどの方が交感神経優位の生活を送っています。極端な話で表現するなら原始時代ならば当然電気が無いですし炎は貴重ですから太陽頼みで夜になれば暗闇、また夜と冬は気温の低下と危険が有り夜間の活動は少なかった筈です。しかし今は動こうとおもえば24時間フルに活動出来ますしスマホの普及で移動中でも休まない、休めない状況=緊張状態です。だから自ら意識的に休まなければ交感神経優位のままに成ってしまいます。本来自律神経は「使って無いゴムのような状態」が理想と私は考えています。引っ張った時が交感神経優位で不使用時が副交感神経優位です。それで表現するならば現代人は引っ張った状態のままで縮まないし縮め無い、そして切れてしまう場合さえも。だからそうなる前に休まなければいけないのですが寝ようと思っても枕元には直ぐ勤務出来るアイテムが有るのです。スマホがなければ通勤中は他事も可能でしたが今はライヴ会場になったりゲームも出来ます。しかし仕事に縛られた人は仕事関係の情報収集の時間ですし同僚との同時進行という有り様。少し前なら新聞止まりやラジオで一方的に流れたのに。これではゴムが切れるのも納得出来ます。交感神経優位は何事も過敏に成りがちです。その方は一見『真逆』の状況だと思われますが極まってゴムが切れた人だったので休むことに罪悪感が有ったので説得して意識的に休養させました。休むのに罪悪感を持たないで休む時には休もう!