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口から考える認知症9

2016.06.23 | Category: 院長ブログ

今回は子供に焦点を当ててみます。子供は苦い食べ物が嫌いで本能的に『危険=毒』と考えて食べない事は前述しましたが、いつまでも嫌いでは困ります。苦いだけならまだしも「トマトが嫌い」「ニンジンが嫌い」なんて言われては尚更困ります。その場合は簡単な家庭菜園を家族で栽培させるといいと聞いた事が有ると思います。生命の大切さや全ての食べ物には生産者がいるという事を知って感謝の心を育む方法で子育てしている患者様もみえます。他には『刈谷ハイウェイ・オアシス』に遊びに行った時に『生産者に実際に会った』とか『生産者の名前が書いてあった』と嬉しそうに話された方々もいました。このように買い物にも参加させて調理前の食材を見せると食事に興味を持ってくれるかもしれません。無理矢理食べさせるのは虐待にもなるので『おだてて』『促して』食べさせて下さい。勿論、厳しく躾をする時も必要ですが。他には調理を手伝わせて毎日美味しい食事を作ってくれている感謝、美味しく食べれる感謝、楽しく食べれる感謝をさせて正しい食育に繋げて欲しいです。その幼少期の経験の豊富さが将来の認知症発症の鍵を握っているのかもしれません。(もうちょい つづきまっせ)

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三