女性の方々すいません。昨夜『アメトーク』を視聴していて花巻東高の『最後のノック』でHOUND DOGの大友さんが言った言葉に目頭が熱くなりました。花巻東高は最後の夏の甲子園前、三年生のベンチに入れない選手は監督から最後のノックを受けて以降はベンチ入り選手の全面的サポートに回る習わしが有るそうです。春に背番号5でベンチ入りしていた一人の選手が練習中にバッティングピッチャーを買って出て投球していた時に肩を痛めて夏のベンチ入りが確実視されていたのに自ら辞退したシーンが放映されました。無理すれば試合に出れるし黙っていれば誰にも気付かれない状況なのに彼は監督に申し出たのです。家族にも内緒で。家族は最後のノックに息子が守っていて初めて気が付き、溢れる涙を気にもせず必死に高校野球最後の息子の勇姿を脳裏に焼き付けようとしていました。どの家族も三年間一度もグランドには入れず唯一最後のノックの日だけ入る事を許されるそうです。一人一人、監督への思いを叫んでから一球のノックを受けます。そこで大友さんが『本当にかっこいい、男らしい男とは己を犠牲にして、感謝を忘れない男だ』また『それを彼等は18歳で行っている』と。恥ずかしながら涙が止まりませんでした。また暑い、熱い夏がやって来ます。熱い甲子園をエアコンの快適な部屋で視てはいけない気がします。今年は時間が有れば一度、甲子園に行こうかなぁ。あなたは何処で観ますか？