笑ってるんじゃないですよ。以前も書きましたが呼吸で息を吐く事が大事。吸うときは交感神経優位、吐く時は副交感神経優位となります。現代人はストレスがいっぱいなので常に交感神経優位状態。交感神経優位だと浅い呼吸になりやすく全身が酸素不足、特に酸素消費量が多い脳が酸欠に陥り易いです。また呼吸と言えば最近多いのは『睡眠時無呼吸症候群』です。運動不足、欧米食で肥満の人も多いですが、痩せているようでも喉に脂肪が付いている人も多いです。固いもの食べない人が多く顎の小さい人が無呼吸になりやすいので脳は慢性的な酸素不足で起床時に『頭痛、疲労感』を訴える人が多いのは酸欠が原因です。そしてデスクワークが多ければ姿勢が悪く、コレも浅い呼吸。これらの原因から現代人の慢性的な酸欠は酷いものです。そこでウォーキングやランニングが出来る人は良いですが忙しいくて運動に時間を割けれない人に効果的な呼吸法を教えます。それは題名の『フッフッフーッ』です。通勤中や買い物中に『意識して息を吐く』じゃなくて『吐ききる』です。ヒトの身体は意識しなくても自然に吸えるようになっています。そこで慣れればやる必要はありませんがお腹を手で触って押し込みながら、また自身で凹ませながら『吐ききる』のです。その時に海女さんの呼吸法『海笛』を真似してみるのです。海笛は口笛を吹く(実際は吹かないですが)ように口をつぼめて少し息が吐きにくくなるように抵抗を加えます。この行為により肺の圧力が上がり血液内に酸素が溶けやすくなり呼吸が楽になるのです。またこの行為が高齢化すると逃れられない衰える呼吸筋強化にもなります。ストレスが溜まるとなる人もいる『過呼吸』、アレルギーの『喘息』は共に『息を吐く事が出来ない』のです。そう言えば某俳優がやっていた『吐くダイエット』が有りましたね。息を吐くにはエネルギー消費が必要なんです。吐く事を意識すれば心身ともに健康になり痩せます。