和食は本来、温かい食べ物と思いますが意外と冷たい食べ物が多いです。『それは出す人の心配り』と言えばそれまでですね。でも旅館の朝御飯はごはんと味噌汁以外は冷たいかも(最近はバイキングが多いですね)。寿司、刺身、漬物、冷奴、焼きナス、とろろ、ざるそば等。『そりゃ調理法では!?』と言われそうですが、では中華料理はどうでしょう!?『熱い』イメージ有りませんか?何故でしょう。中国は地理的に寒い地方が多いので熱い料理は当然です。でもそれだけの理由でしょうか!?実際に熱い料理が多いですが、実は中華料理は油が多いので冷えれば固まるし味も酷く落ちます。だからこそ熱くなければ困るのです。偉そうな言い方をすれば『冷めても美味しい和食』です。高級!?中華料理の最後に熱い烏龍茶が出ますが消化器に付いた油を洗い流してくれます。烏龍茶は痩せるかもしれませんが更に効果的にするには熱いのを食直後に飲むのが効果的です。和食は『焼く、蒸す、煮る、生』で『揚げる、炒める』は本来の和食には無いに等しいです。『天麩羅は!?』大陸から伝わった料理です。だから日本人は油に弱いんですね。