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制度改革

2017.09.04 | Category: 院長ブログ

またまたタブーを語ります。今まで惰性で行われてきた制度にメスが入り始めています。もっと早くやるべき改革でしたが既得権益を手放せない抵抗勢力が邪魔をしていました。しかし不況の波は、その邪魔を遥かに上回る大きさと勢いが有り誰にもメスを止められない状況になって来ました。今回の投稿内容はメスを入れなければならない事を述べるのではありません。ただ『これをやったらスムーズじゃないかなぁ』とか『医療費削減になるんじゃないかなぁ』と思える改革についての投稿ですが実現するかは世の中の動きを見ていて下さい。先ず『准看護師を廃止する』という問題です。これはずっと前から言われていますけど『看護師不足』『時期早尚なのでは』と今後も言われ続けていくのでしょうか。他には『看護師が鍼を打ったりタッチング?(マッサージのような効果が期待出来る)をしたりする』。これには看護師教育を現在の3年または4年生から各々1年ずつ増やす必要が有りますけど、改革する動きが有る?ようです。すると鍼灸師からは『たった1年増やして出来るほど鍼灸は簡単なものでは無い!』と反対の声が上がります。また病院内の他の職種も存在が難しくなりつつあるようですが、当事者の方々は分かっているので敢えて詳しくは書きません。他には広告の『あいまい表現の禁止』がITにも該当すると範囲の拡大された事で、健康食品のみならず医療関係も例外ではないと規制対象が拡大した事です。あまり効果が期待出来ない難病に対して法外な治療費を請求する、正に弱味につけ込む卑怯な輩には断固として見逃さず重罰に処す事を望みます。勿論グレーゾーンにも厳しくと、違法スレスレの行為は業界団体が自主規制して欲しいものです。今まで医師が逮捕される事は少なかったと思いますけど最近は新聞紙上を騒がしています。『聖域無き改革』と叫ばれてきましたが自浄作用では無理だった事が皮肉にも不況によって推進された事は「せめてもの救い」だったかも知れません。しかし接骨院の保険診療の規制は必要以上に厳しくされていて『コレはやり過ぎでしょう』という嫌がらせにも似た状況は保険治療をしていない私でも、柔整師の端くれとして納得出来ない事を述べて本日は終了させて頂きます。まだまだ改革は始まったばかりです。

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全快堂

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院長宮木 謙三