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精神論

2017.09.17 | Category: 院長ブログ

数回連続して『精神論』について投稿します。第一回目は『ジャングルジム』について投稿します。小さい頃からジャングルジムをさせていると運動能力が飛躍的に伸びると言われています。想像がつくと思いますけど子供の運動能力は知能の発達にも大きな影響力を及ぼしますから頭の良い子に育つ可能性も有ります。イチローは成績優秀だったと聞いた事が有りますけど正に『文武両道』ですよね。勿論ジャングルジムをやった全ての子供が優秀になる訳ではありません。何故なら我が家には上の子供が生まれた時にジャングルジムを買いましたので(笑)。さて赤ちゃんはハイハイしながらジャングルジムに手を掛けて『掴まり立ち』をしようとします。あなたなら放っておけますか?少し成長して登り始めました。放っておけますか?更に成長して最上部まで登って手を離して歩いています。放っておけますか?やらせ無ければ出来る筈も無く、でもケガをさせたくない。一歳になればいい?いや、二歳なら?幼稚園児になれば?挑戦させる勇気とは飛躍すると『子離れ』であり『親離れ』なのでしょうか。子供だって掴まり立ちをしながらバランスを上手に取れるようになって転ばなくなります。専門的に言えば成人の背骨は湾曲が三つに対して生まれたばかりの時には一つ。ハイハイの時期は二つ。構造的に全く違うから上手く立ち上がれないし歩行出来ない。掴まり立ちやヨチヨチしながら背骨が三つの湾曲に変化する訳ですから、その大事な時期に手を出してしまえば完全な三つの湾曲は完成しない事になります。『もう少し後だっていいんじゃない?』と考える方も居るかも知れませんけど未完成のグニャグニャな背骨だからこそ劇的な変化が可能なんです。あなたの背骨は柔らかいですか?最近話題のストレートネックは投稿済みですけど少子化で一人の子供に子供の両親、そのまた両親と大勢の大人が見ているからハイハイで行きたい所に行けないと赤ちゃんが癇癪(かんしゃく)を起こして泣き始める。昔なら放っておくと再びハイハイをして目的地に到達するまで努力するから首の湾曲がしっかり出来上がり、丈夫な腕力も同時に出来上がるから転倒時に顔をぶつけなくなる。しかし今は大人が抱きたくてウズウズしているから泣けば抱くという愚かな図式が完成します。転ぶ回数が少ない=転ぶ練習をしていない=受身を練習していない小学生の骨折部位No.1は『前歯』なんです。成人の悩みはストレートネックによる肩凝りと頭痛で、更に三つ目の湾曲未完成で腰痛まで。実は少子化が国民医療費を増大させる原因の一つにもなってるんです。いつも通り話が大きく反れましたけどジャングルジムに挑戦する子供も勇気が、見ているだけで手を出す事を我慢する両親にも勇気が必要。いつまでなら手を出して良いかは各家庭に任せますけど時期を間違えれば一生台無しになるかも。つづく

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全快堂

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院長宮木 謙三