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千代大龍

2017.09.20 | Category: 院長ブログ

今場所は休場者が多くて場所前から『つまらない』と言われていましたが、だからこそ本命が居なくて面白いと思っていましたら『阿武咲(おうのしょう)』が注目されて来ましたが対抗馬として『千代大龍(ちよたいりゅう)』が来ました。まだまだ誰が優勝するか分かりませんけど、落ち着く所は豪栄道(ごうえいどう)かな?では何故『千代大龍』という題名にしたのかといえば多くの関取衆が居る中で「全身の何処にもテーピングが無い」珍しい関取の一人なんです。元横綱の貴乃花親方も常に土俵場でテーピングをしている姿を見た事が有りませんでした。『ほねつぎ』の立場から言えば「儲からないから困るんだよ」となりますけど(笑)見ていて気持ちいいです。『貴景勝(たかけいしょう)』も流石『貴乃花部屋』の力士でテーピングは一切有りませんけど今場所は優勝争いしていませんから褒めません。しかし昨日は金星を獲りました。皆様『貴景勝』の名前を覚えておいて下さい。相撲の実力は勿論、丸くて可愛いから人気者になる事『間違い無し』です。現役の関取や元関取の治療をして技を聞きましたけど、聞けば聞くほど技以前に細かい駆引きの時点で素人が相撲を取ったらケガだらけになると思いました。『つねる』んじゃないけど相手は裸ですから思いっきり掴めば結果的につねる訳で、リンゴを軽く握り潰す握力ですから掴まれば泣きますよね。まぁ立ち合いで頭からぶつかった時点で土俵遥か彼方へ飛ばされて意識不明になって終わりますから長州力的に言えば『一撃を耐えたら大したものだよ』となります。倒れれば土俵はカチカチで勢い余って土俵から落ちようものなら骨折、脱臼、打撲、捻挫は免れません(やっとほねつぎの出番)。そんな危険な国技だから昔は1年間で一場所しか無かったのですし土俵も高く無かったので落ちてケガをする事が今よりずっと少なかったのです。また初期の頃は相撲自体が神への奉納、儀式的な要素が強く勝負よりも優先されたらしいです。しかし大名の面子から勝負の色が徐々に強くなって江戸時代に入ると余りに強くて相手をケガさせるどころか殺してしまう程の強さを持った『雷電為右エ門』という力士が山形県から現れ横綱になります。彼は強すぎて禁じ手が有った?とも言われたのですが真偽は不明。しかし1年間でそれも10日間だったのでケガをしても治す時間は有ったと思います。でも今は場所数が多く巡業も多い為に力士生命も短いです。しかし私は他の面(全快堂流)から苦言を呈します。若手力士の食生活が酷い!間食に甘い飲食が多く『これではケガするぞ!』と何度も叱ったものでした。まだまだ書き足りないけど連日長文なので本日は終了です。

当院へのアクセス情報

全快堂

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休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三