私には似合わない花の話題では無くて実は医学と歌の話です。秋桜(コスモス)という花は山口百恵さんが「さだまさし」さんの作詩作曲で歌う迄は知りませんでした。その歌詞が先日の勉強会で、医師の中村了(あきら)という方が『あの歌は認知症とうつ病の歌だよ』と話をされて感心してしまいました。認知症の特長は、昔の事はよく覚えている、同じ事を何度も言ったり聞いたりします。うつ病はネガティブに考える、突然涙を流したりします。歌詞には『此頃(ちかごろ)涙脆くなった母が』『私の幼い日の思い出を何度も同じ話くり返す独言みたいに小さな声で』『突然涙をこぼし元気でと何度も何度もくり返す母』と有ります。いつも良い歌だなぁとボーッと聞いてただけでした。駄目ですねぇ凡人は、もっと物事を注視しなければ。では明日は中村了先生の話の続きを投稿します。