カヌー競技で問題が発生しました。非常に残念な出来事です。種目は違えど羽根田選手が銅メダルを獲得して人々がカヌー競技に興味が向き始めたのに。彼が犯した罪は絶対に許されるべき事ではありません。しかしながら彼が問題提議をしてくれた事は『不幸中の幸い』とは考えられないでしょうか?今回は国内の、それもよく知っている先輩後輩の仲で起こった事件で、海外で発生したり外国人選手を巻き込んだ国外問題にまで発展していなかった点と、日本人が人を信用し過ぎる、お人好しの甘ちゃんが多い点が今回の事で協会も脇の甘さを猛省する発端に為った事は良かったと思います。ドーピング検査等で一度でも嫌疑を受けると選手生命を揺るがし引退に追い込まれる程の事で有ると再認識する良い機会に為ったと思ったからです。確かに以前からパドル等の盗難事件が有ったり、誹謗中傷の書き込みが有ったりと周辺で問題を抱えていた事は事実です。しかしそれが全て彼の犯行だったと自供された事により健全な協会運営と競技活動を期待します。過去に五輪に出場した他の競技者達は選手村に入らず、五輪期間中個人で家を借りて警備員を雇い24時間態勢で警備させて専属シェフを日本から連れて行ったと話していました。
つづく