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ダルビッシュ有2

2018.04.25 | Category: 院長ブログ

何で分からないかなぁ。2017年9月5日に投稿していますけど更に詳しく。ダルビッシュの成績が最悪です。こんな事になるのは当たり前で分かっていた事です。投手は投球時に肩の可動域(肩関節の動く範囲)が広ければ肩や肘の関節に負担が少なく尚且つ速球が投げれます。しかし奥様の影響なのかチームメイトや他の大リーガーの身体の大きさに不安を覚えたからなのか彼は筋トレをやりました。それもガンガンやって身体が見るからに大きくなりました。プロ野球じゃなくプロレスラーになるつもりなんですかねぇ、奥様がレスリングをやっていた影響で。棘上筋、棘下筋ト、小円筋、肩甲下筋、三角筋、菱形筋、僧帽筋、前鋸筋は積極的に筋トレしても良いですが他の筋肉の積極的筋トレは悪影響の方が大きくなると考えられます。筋肉には拮抗筋といって相反する作用の筋肉が有ります。それも関節を守る為には必要ですがバランスを崩すほど鍛えてしまうとブレーキ作用が優位になって球速は落ちてしまいます。すると速球を投げようと更にパワーアップを目指して筋トレをします。しかし肩関節周囲に筋肉が着き過ぎると関節可動域が狭くなり無理な投球フォームになってしまいます。それは肩や肘に無理な負担が加わり、やがて故障への道を歩む事になります。只でさえ一度手術をしているダルビッシュ。更に負担を掛ければ結果的に日本球界への復帰も近くなってしまいます。何故同じ失敗をするのか私には理解出来ません。イチローという良い手本がいるのに。彼は筋トレします。しかし初動負荷理論のマシーンを使って関節の可動域を大切に身体を大きくする筋トレはしていません。にもかかわらず彼は優秀な大リーガーとして第一線に居ます。青学では腕立て伏せさえしないと聞きました。ランニングには肩の大きな筋力は不用どころか、大きな筋肉を着ける事がタイムを悪くするとさえ考えているのです。ランニングでは肩甲骨の可動域が大きいと歩幅も大きくなり速く走れます。私のような者でも分かっているんだから周囲の人、止めさせて下さいよ。

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全快堂

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院長宮木 謙三