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悪質タックル2

2018.05.26 | Category: 院長ブログ

3年生となれば就職活動が始まりますが企業側は彼を間違い無く合格させると思います。しかし彼が今後前向きに人生を考える事が出来るのか?彼自身の精神状態の方が心配です。たぶん会見を見る限り自身に厳しい性格と思われるので今後の人生を謳歌して良いとは思えず世捨て人や修行僧、もしかしたら四国巡礼の旅に出てしまうかもしれませんね。とにかく「決して自分を責めてはいけない」と言いたいです。私の時代と違いますが大学の部活動では先輩は絶対的な存在であり更に上のコーチは王様、将軍であり、その上の存在は『現人神(あらひとがみ)』しか居ません。会見を受けて「命令されたら悪い事でもするんですか?」「自分で考える力が無かったから駄目なのでは」と批判的な意見を述べた輩!すいません取り乱しました。だったら言いたい。「全ての人では無いですが人は弱く追い詰められたら『人殺し』さえも行ってしまう生物なんですよ」と。例えば『オウムサリン事件』はどうでしょうか。彼らも東大まで行った優秀な面々が居たと聞きます。彼らだけが特別に異常だったのですか?更に大きな話なら太平洋戦争はどうでしょうか?もしアナタが当時の日本に生まれていたら一人で『戦争反対!』と叫び続ける自信は有りましたか?非国民と言われ両隣や周辺の家族を巻き込んで地域の食糧の配給を停止されて飢えながら家には石を投げられて何年間も生き続ける自信は有りますか?戦場なら上官から無抵抗な中国の人に「銃剣を刺せ!刺し殺せ!」と言われ泣きながら命令に従った人を非難出来ますか?アナタは正々堂々と上官に逆らって自分が軍法会議に掛けられて絞死刑または銃殺になりますか?人間なんて所詮は狭い世界で生きているんです。その世界が全てに思えるのです。つづく

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全快堂

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院長宮木 謙三