日本VSベルギーは見応えの有る試合。解説の通り「最もベスト8に近付いたゲーム」でした。FIFAランキング3位のチームを61位のチームが追い詰めた瞬間を見る事が出来た幸せに感謝です。気持ちを切り替えて、種々な走る競技が有りますが「サッカー選手は1試合に何れくらい走るのか」分かります?中京大学の湯浅景元教授が以前調べたデータによりますと守備位置で全く違うようです。先ず基本的な事ですがフィールドの大きさは縦100メートル、横70メートルなのでゴールキーパー以外は、かなり走る事は想像出来ると思います。W杯のデータは有りませんけど湯浅教授によると、Jリーグの選手たちの平均移動距離は一万メートルだったそうです。またポジションによっても違いがありディフェンダー(DF)9500メートル、フォワード(FW)9600メートル、ミッドフィルダー(FW)1万1000メートルとの事。最近よく聞く「攻撃型MF」は守備と攻撃の両方に参加していれば移動距離が他のポジションよりも長くなる事は納得出来ます。しかし1万メートル以上走る選手よりも更に長く走っている人が居ます。それは審判です。今回のW杯にも日本人審判の方が出場していますが、審判は1試合平均1万4000メートルとの事です。フルマラソンの3分の1をダッシュの積み重ねで走るのですから凄い体力ですよね。しかし今回のW杯は審判の負担を軽減するテクノロジーが有り驚きました。ビデオ判定は驚きませんけど審判が頻繁に腕時計を見ているので不思議に思っていましたが理由が分かりました。時間経過の正確さは勿論、川島のスーパーセーブが何故瞬時にノーゴールと分かったのかは腕時計に直ぐに情報が標示されていたからなのです。同じ時計を持っていれば、アディショナルタイム、イエローカードを貰った選手、IN-OUTの選手等々を瞬時に世界中、何処に居ても教えてくれるのです。欲しいと思いませんか?日本では既に完売との事ですが有っても私には購入出来ません、値段が50万円超えとか(泣)。何方か購入されたら見るだけで結構ですのでお願いします。