高齢の患者様が「歳だから」と病院で言われて「もう治らないらしい」と来院されました。元気が無くて小さな身体が一層小さく見えました。冗談じゃない!一番私の嫌いな言葉が「歳だから」です。「治らない」じゃ無くて「治せない」の間違いじゃないの?例え治らなくても気持ちを落ち込ませるような事は言わないで欲しいです。「治ります」と言って後々訴訟になれば負けてしまう危険を恐れているのかも知れません。勿論私も「治る」とか「治せます」なんて言いませんし治す技術も有りません。ましてや仮にも「お医者様」が診察して「治らない」と言われた診断結果を覆して患者様を治せません。しかし病因は基質的変化だけでは有りません。酷い腰痛の人がペットを飼うようになったら腰痛を感じなくなった話を聞きました。昔から『病は気から』と言いますよね。全快堂にもMRIやCT上では脊髄が3㎝ほど潰されていて排尿排便困難、下肢の運動麻痺、知覚麻痺が当然考えられる患者様が多少の皮膚感覚の鈍さは有りますが痛覚温冷覚は一応判別可能、排尿排便正常、歩行も出来る患者様が居て病院で「不思議だねぇ」と言われています。病状を上回る奇跡的な出来事を私は全快堂で数多く見て来ました。根性論ではありませんけど気力は病気を上回る事が沢山有るのです。『気合だぁ気合だぁ気合だぁ~っ!わぁーはははは~っ!(byアニマル浜口)』は正しいんだけど少し違うねぇ。