予想気温が39℃とか聞くと、それだけで目眩(東洋医学的には眩暈)がしそうです。気温測定は炎天下では無いのでアスファルト上では更に高温は確実です。目眩には単独の理由と複合の理由と原因不明とか有りますから「これさえやれば治ります」とは言えません。以前投稿した帯状疱疹の薬が、原因不明で難治性の目眩をピタリと治してしまう事を読んだ患者様が、勝手に試して即効で治って感謝された事が有りましたけど皆様は『決して真似しないで下さい』ね。そもそも目眩は前述の通り原因が多岐に渡る為に治療は簡単ではありません。暑ければ発汗するので体内の水分は減少してしまい血液がドロドロになって血行不良に陥ります。これも目眩の一つの原因です。高温が続けば食欲不振に陥り「血」の材料になる食材摂取が不足します。鉄やフェリチンの不足は貧血症状を呈して目眩を引き起こします。また食欲不振でカルシウムの不足を招けば骨粗鬆症を好発する中年以降の女性なら、完全な耳石形成がされず「剥がれ易い」未完成の耳石がリンパ液の影響で蝸牛内に落ちて目眩を引き起こします。これが原因にならば耳鼻科で少し乱暴?かも知れませんけど医師が患者様の頭を振って耳石を取り去り目眩治療をします。自分で注意する事は片耳だけ冷たい水を入れてしまう事や、日頃から目眩を誘発する側を向いて寝る事をしないようにする事です。他に睡眠不足は目眩の原因に繋がりますので回避したいです。目眩の特効穴は左内関です(押し方等は教えます)から「あっ目眩しそう」と感じたらやる事。目眩と少し違いますけど「乗り物酔い」には『ジンジャエール』を乗り物に乗る30分前から少しずつ飲むと酔わないとメディアで見ました。何故乗り物酔いの話題にしたかと言うと、人によっては目眩が来そうな時に「乗り物酔いの薬」を服用すると緩和される人も居るからです。目眩の原因は人によって違いますし、その時々によっても違います。だからこそ基本的な睡眠、食事、適度な運動は最大の防御と心得て下さい。