続きです。が大事な事を。前回の『瞼が開きにくい』事による弊害説明として頭痛、肩凝り、めまい等になる場合が有ります。では『はだか祭』を。『はだか男』が裂いた『なおい(難追)』は『難を追い払う』と言って縁起物。一年間『無病息災』で過ごせると言われています。祭を見に来た人は手拭いを購入して『はだか男』を見つけると「裂いて」とお願いして、難追いを早速腕や足首や車に巻いています。はだか祭を見た事がない人は、この機会にメインの場面(夕方)を見に国府宮に行ってみるのも良いかも。『はだか祭』を簡単に説明しますと『新男』と呼ばれる選ばれた方に触わる事によって自分の『難』を逃れる事が出来るという言い伝えで新男に触ろうと殺到して、もみくちゃにされながら新男が『難追殿(なおいでん)』に入る祭なんですが豊作や天候も難追殿に入る時間で占っているので早すぎても遅すぎても良くないとか。でも最後はなかなか難追殿に入る事が出来ません。だからクライマックスに通称『蜘蛛男』と呼ばれる方がフンドシを長~くして難追殿から出てきて、はだか男達の頭の上を歩いて新男に抱き付いてフンドシを難追殿の中から引っ張って難追殿に引きずり込んで終了という祭です(間違っていたらゴメンなさい)。そして『はだか男』達が『新男』を触ろうとして引っ張っるので『はだか男』はフンドシをしていますが『新男』はフンドシはもちろん髪の毛、体毛も全て剃ってツルツルにします。本当に命懸けなので数日前から家族にも会えない神殿で隔離され全て周囲の人が新男の世話をして何もしない生活をします。数日間は新男=神になるのです。昔、祭は無法地帯となって殺気立っていましたので若い女性は危なかったそうです。今でも荒っぽい事は確かで友達は信号待ちをしている新車のフロントに突然泥々の足で乗られてフロントはベコベコの傷だらけに。警察官も近くに居たそうですが何も言ってくれなかったと嘆いていました。万が一という事が有りますので見学に来ても一人でふらふらしないで下さい。では少しずつ身体を鍛えなくては。オッサンの冷や水ですね。
瞼が落ちる »