経済界では大混乱が起きています。多くの日本企業の貿易相手が好景気の中国一辺倒だったのですが、米国と中国の経済的な不仲が「中国への輸出は控え目に」と米国大統領の考えを御上が「忖度」した方針から大至急輸出先を探さなくてはと焦ったものの結局見付からず生産停止に追い込まれそうな企業が多いからです。「トランプ大統領が代われば風向きも変わる」と考えている企業は今後脱落するでしょう。何故なら米国の中国に対する経済界の警戒感はトランプ大統領一人では無くて、彼以上の考えの持ち主がズラリと揃っているからです。ですからこの傾向はまだまだ当分の間続くと考えられます。それどころか経済以外にも新たなる局面をも迎えそうです。それはまるで先の大戦の後、ソ連を中心とする共産主義社会と米国を中心とする資本主義社会のどちらが日本を取り込むのかという争いのようにも見えます。当時の争いは結果的に朝鮮戦争という朝鮮半島分断で現在でも存在している訳です。米国は「莫大な富(経済力)」と「世界のポリス」の称号を手中に納めたいけど日本が中国に靡く事は望まない訳で、日本から高度な搾取は得策では無いと分かっています。だから米国は日本を殺さず生かして行くとは思います。しかしながら日本を好景気にまですると楽観視出来ない「生かさず殺さず」状態も予想されます。儲け口は分散しなければ危険ですしリスクが予想される時も、やはり分散しなければならないと改めて感じました。世界経済が一つになっている現在、他国からの搾取は結局自らの首をも締め付ける結果になる事をビジネス上がりの大統領なら分かると思いますけど周囲に「yesマン」しか置かないのでは『王様の耳はロバの耳』と言われている事に当分の間は気が付かないかもしれません。私たちに出来る「分散する」考え方は、災害に備えた『非常持ち出し袋』を1ヶ所だけで安心しない事や、必ずしも自宅や職場で被災するとは限りませんので『避難する場所』を第一候補から第三候補くらい迄は考えておかなければいけません。P.S.全快堂では交通事故の後遺症が治らない場合は紹介する所を考えていますから安心して下さい。