先日地域によっては「医師不足」になるというニュースを目にしました。これは本当でしょうか?私は「そんな事にはならない」と考えます。何故なら『AI』が発達するからです。AIが発達すると「単純な作業の職が奪われる」と聞いた事も有ります。しかしこれも私は違うと思います。複雑な作業ほどAIの得意とするからです。例えば裁判に携わる弁護士や検事や判事は過去の判例を元にして考えます。数多くの判例を覚えるのはAIが得意です。しかしAIは、あくまで「補助的」な立場ですから弁護士も検事も判事も居なくなるのではありません。ただ人数は少なくなる筈です。同じように医師は数多くの症例を覚えておく必要が有ります。また薬の知識も必要です。しかしここからが最も大切な事です。各患者が今まで「どのような薬を、どのくらいの期間服用して、過去に副作用と考えられる症状(アレルギーを含む)を発症したのか」を全て覚えて対応する。また世界中で過去に発生した症例報告を踏まえた上で新たに手術か処方で対処するのか等々、最善の処置を選択する事は人間よりも優れていると思います。また流れる位置が違う静脈をモニターと連動しながらAIがヒトに代わって手術する事も近未来に実現するでしょう。勿論使いこなすのは人間ですが「記憶容量」は人間を遥かに凌ぐ事は明白ですから上手に利用していく必要が有ります。したがってここでも人員の削減が可能です。同じ理由で薬剤師も削減出来ますし介護ロボットの進化も目覚ましいものが有りますから一時的な医師不足や労働者不足は発生するかもしれませんけど早急にカバーされていくと思います。先進国はどこも少子化、高齢化傾向に有ります。使い方次第で明るい未来が来る筈です。