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血圧基準

2019.06.08 | Category: 院長ブログ

今回「高血圧基準」の数値が下がりました。最高血圧が130mmHgから逸脱すると『高血圧』と診断されたら日本国民の多くが高血圧と診断されて血圧降下剤を服用する事になります。確かに高血圧は多くの病気の根本原因の一つです。しかしながら日本人にとって130mmHgは少し厳しいのではと個人的に思っています。少し前にはコレステロールの基準が見直され多くの患者がコレステロール降下剤の服用を止めました。「医療費が増大している現状を打破する為に政府も思いきった政策を打ち出したもんだ」と驚きましたが「これでは薬を出せず病院経営に悪影響なのでは?」とも思いました。ゲスな勘繰りですが今回の高血圧基準の設定は「病院の利益確保」の為で「これでプラス・マイナス・ゼロなのかな?」と。しかしちょっと待って下さい。「高コレステロールよりも高血圧の患者数の方が遥かに多くなるから、逆に病院が儲かる」のでは?年金が減り老後が心配な時に医療費増大をする事は慎重にしなければいけません。国民の反発が予想されますから発表の順番は特に大事です。まず始めに医療費削減に繋がる発表をして好印象を与え浸透した頃に、多くの国民が関係している「高血圧」を持ち出して「医療費が増えるのは困るなぁ。でも病気はもっと困るから仕方ない」と諦めムードを演出して納得させるとは小癪な手段だと思えるのは私だけでしょうか?選挙を控えた時期に医師会を敵に回しては与党は大敗します。ですから病院が儲かる政策は医師会の票集めには大事な事です。直前では選挙対策と「あからさま」ですから今が絶妙なタイミングです。「流石安倍さん!」と言いたいです。

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全快堂

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院長宮木 謙三