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原子力発電所

2019.09.20 | Category: 院長ブログ

私は原子力発電所は危険で建設も運転も反対でしたが一度投稿しただけで然程積極的に反対意見を表明していませんでした。しかし今後は積極的に反対を表明したいと思います。それは昨日の判決が理由です。「そもそも原子力発電所は危険だけど、それを怖がっていたら運転出来ない。だからある程度のリスクを納得した上で利用しましょう」という内容だと理解しました。そんな危険な施設なら絶対近郊に建設反対、運転反対となるであろう。この判決は国に味方したのか、国民に原子力の危険性を認識させる為に出されたのか?私には分からないですけど、これだけは主張したいです。「原子力発電所は要らないし運転中の原子力発電所は即刻停止するべき」だと。廃炉するのに膨大な時間が必要な現在(完全な廃炉出来るのか?)、人類は原子力を利用するべきでは無いと思います。短時間に安全に廃炉出来るようになってから利用するべきで埋蔵するとか深海に投棄するというのは「子供が見られたくない物を隠す行為」と何も違いません。大人がやる事ではありません。だから原子力を利用すると決断する人は、自分が被害を最も受ける立場で利用するべきだと思います。決断はするけど被害は他人に負わせるという状況が、東京の電気を全く利用しない福島県で発電する図式です。「だから補助金を出して地域が潤っているだろう。逆に誘致に積極的な地域さえ有る」というかもしれません。でも地域住民の100%が納得している訳ではありませんし誘致派の議員が当選すれば「これが民意です」と建設を加速するのに、敗北しても沖縄の基地のように押し切る。結局「住民は国には勝てない」「住民は黙って国の言う事を聞け」という考え方が、先日の議員の「誰かが犠牲に」という発言に繋がるのでは。国会議事堂の横に原子力発電所を作れ!議員宿舎の敷地内に廃炉施設を建設しろ!それが出来ないなら原子力を諦めろ!最後に「誰かが犠牲に」なるのは「原子力の為の犠牲じゃない!原子力が無い苦労=犠牲なら国民は喜んで我慢(犠牲)するだろう。何処かの国のように『原子力を兵器への転用』する事が前提の発電所なら尚更要らない!」と過激?かもしれませんけど投稿させて頂きます。P.S.三人は絶対に巨大津波の予想から巨大な堤防建設の必要性を認識していた。しかしながら『直ぐに津波は来ないだろう』と利益優先したと思います。

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院長宮木 謙三