非常にデリケートな話題を。一過性かもしれませんけどラグビーの素晴らしさを多くの日本人が知ったと思います。日本チームには15人の外国人の選手が居ました。そこで「あれで日本チームと言えるの?」と言う人も居ました。他の国でも15人の海外選手を招聘していましたけど日本チームと違って目立ち難いので「日本チームだけが」と思った方も多かったようです。「出る杭は打たれる」というけど「出過ぎれば打たれない」とも言いますよね。あれって本当だと思います。八村 塁君や大坂なおみさんは、活躍すれば日本人は熱狂します。子供の頃はイジメが無かった訳ではありませんので勝手ですよね。でもこれが現実です。陸上界でも次々と「ハーフ」「クウォーター」の選手が増えています。昔なら「巨人、大鵬、玉子焼き」の『大鵬関』もソ連(現ロシア)の血が入っていたのは有名です。今回のラグビー観戦の為に多くの海外からの旅行者が増えましたが、来年のオリンピックで更に海外旅行者が増える事は必至です。少しずつですが外国人に対するハードルが下がる転機になるかもしれません。日本も精神的な開国の時期が来ていると思います。今回世界一に輝いた南アフリカは127年の歴史で初の黒人キャプテンだったのです。彼らも進化しているのです。本当の先進国とは「当たり前のグローバル社会」が存在する国だと思います。日本が置いてきぼりにならないように。