例えば全快堂でスクワットを教えると翌日から自宅でガンガンやって「膝が痛くなったから少しの間止めます」と。これでは更に筋力が衰えてしまい逆効果です。「超回復」という理論を教えて週2~3日くらいサイクル、回数の制限、正しいフォームの徹底して初めて前進出来る事を理解してもらいます。トレーニングと同じくらい休む事も必要と。話が反れましたけど食事も同じで極端な食事療法は生命の危険さえ有ります。糖質制限も同じです。最初から極端なゴールを決めることや、無理なら途中棄権も有りの挑戦にするべきです。何故ゴールや途中棄権と投稿したのかと言いますと、ダイエットなら拒食症や栄養失調症が有りますけど、認知症の場合には更なる難しさが有るからです。認知症には進行度合いを調べるテストが有り得点が目安になります。しかし満点を取っても努力を止めれば点数は落ちてきますし、生きている以上100%認知症にはならないという保証はありません。だから死ぬまで取り組む必要です有ります。ダイエットなら余程の事が無い限り健康保険の使用は有りませんから医療費増大と無関係ですけど、認知症は死ぬまで取り組む必要が有ります。だから認知症治療を保険で対応するには無理が有ると思います。高齢者の増大=認知症の増大が予想される=医療費の増大は国の破綻を予感させます。だから米国医師の「生活習慣の改善で認知症の予防と改善を目指す」という考え方は画期的であり日本に合った方法だと思います。しかし極端な生活習慣の改善は高齢者には命の危険さえ有りますので一日も早い確固たる指導法の確立を望みます。高齢者の増大は避けられませんから次の一手が必要です。つづく
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