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これからの柔整師

2020.07.12 | Category: 院長ブログ

病院の経営が苦しいと訴えている声が聞こえて来るのは医師会が国会議員を送り込んでいることも大きいです。一応私も柔道整復師(以下「柔整師」)なので分かりますけど柔整師は「私利私欲」に走り、また「お山の大将」でトップに成りたがる人が多く結局一つに成らないから協会が乱立して烏合の衆。結局得票に繋がらないので国会議員からも注目されず先輩の方々が獲得してくれた「保険が使える」権利も風前の灯です。そうなると悪事を働く輩が出て更に首を絞める結果となって「柔整師」と言うのも恥ずかしい存在になりつつ有ります。しかし少数ですが本当に真剣に施術している先輩後輩が居ることを知って欲しいです。私は先日はリモートでしたが柔整師のセミナーに参加しました。毎回各地で活躍している柔整師が入れ代わり立ち代わり講師として伝統の技(業)や最新の知識と技術を紹介してくれて大変勉強になると同時に大変刺激になっています。しかし悲しいことに参加者の顔ぶれは限られているように思います。特に私たちに近い世代は殆んど出会いません。私が未だに参加しているのは「勉強不足」の証明ですが、全ての柔整師が「もう習うことは無い」という状態では無いと思いますし医師でさえ常に新しい知識を取り入れようと他の勉強会に出席して居られるので柔整師も見習ってセミナーに参加して欲しいです。ただし協会乱立ですから他の協会主催のセミナーに参加しているのかもしれませんね。世の中の柔整師たちが存在感を発揮するように出来るように一所懸命を一生続けて行きましょう。最後に柔整師の業務ではありませんけど患者様との付き合い方のヒントになるかもしれませんので報告させて頂きます。外科で「魚の目」にメスを入れて痛い思いをしたのに治らず合計三回処置して結局治らず、歩行困難な状態で患者様が来院されました。歩行困難な為あちこちに痛みが有り大変でしたけど「薬局で『スピル膏』を買って良くなった患者様が居ましたよ」とアドバイスすると魚の目が治って、その後再発せず歩行も正常になりました。業務範囲を逸脱することは犯罪ですし医師の業務の妨害も許されません。しかし指示で無く命令でも無く「アドバイス」することは一般人でも可能です。勿論金銭の発生は有りませんけど小さな「良かった」の積み重ねが信頼を得て患者数と繋ります。目先の利益に惑わされず小さなことをコツコツやりましょう。

当院へのアクセス情報

全快堂

所在地〒470-1151 愛知県豊明市前後町鎗ケ名1879-2
電話番号0562-85-5973(電話予約は必ず必要になります)
休診日日曜日(隔週)お休み
院長宮木 謙三