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地球規模で

2020.07.26 | Category: 院長ブログ

スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが1億2000万円を寄付したと聞きました。最初は彼女のことを揶揄する人も多かったですけど売名行為だろうが何だろうが多額の寄付は事実ですから大したものです。日本でも指原莉乃さんが豪雨災害地に2千万円寄付したと聞きましたし、紗栄子さんやGacktさんや多くの芸能人や多方面の方々が、被災地への寄付をしたりと日本でも寄付やボランティアの習慣が根強いてきたことは喜ばしいことです。一刻も早く私も多額の寄付が当然のように出来る人間になりたいと思います。ところで週刊誌に天災に影響を与える環境問題について記述が掲載されていたので書きます。地球温暖化の影響でインド洋の西側の水温が上昇して東側が低くなってくると海面からの水蒸気量が増えるそうです。すると東南海に流れてきた水蒸気が多くの雲を作りだし今回の豪雨に繋がったとか。更に温暖化が抑えられないと将来、海面水位が上がり低い土地の住民は難民となり干ばつと洪水が多発すれば難民の数は激増して食料不足や飢餓をもたらし大量の難民の移動を余儀なくされます。結果武力紛争も懸念され更に難民が増えれば衛生状態悪化が予想され今回のような疫病発生の心配も。また地球上の生物は当然ながら人間だけではありませんから洪水や干ばつで環境が激変すればバッタ等昆虫の大量発生が更なる食料不足に拍車を掛けることが。今年は「カメムシ」が多いと聞きました。異常気象は確実に地球上の生物全てに影響を与えています。日本の年間の平均気温は確実に上昇していて将来「亜熱帯」になるのは「ほぼ確実」で、そうなれば熱帯特有のマラリアやデング熱が発生することも。「そんな先のことは」なんて言っている今が未来を左右するのですが「50年後100年後」のことではありませんよ。たった10年後くらいのことなのです。これを読んでる人なら影響を受ける筈です。ただし「自分たちが影響を受けるからやれ」では無くて「少しでも狂ってしまった環境」を元に戻すに気の遠くなるような時間が必要です。今話題のプラスチック製品が自然に無くなる迄には「何千万年」も必要と聞きます。そんな先の未来の人々にまで日々現代人の行為は無意識に罪を犯しているのです。とりあえず出来ることから始めましょう。小さなことでもいいんです。逆に小さなことしか出来ないのです。「今の自分たちさえ良ければいい」「人間だけの地球」だと思っている傲慢な人々に分からせるためには、地球規模の災害が多発してからでは遅いんです。しかし既に始まってしまった!ぺこぱのように「時を戻そう」が出来ない私たち。それなら「今から未来を変えよう」の気持ちを、考え方を、行動をしましょう。例えば廃棄していた服を出品しても寄付してもゴミの減量になりますしボロボロなら雑巾にもなります。新聞紙で窓拭きをすれば綺麗になりますし洗剤も不要。そうすれば水も少なくて良くなります。現代では車に乗ることも避けられませんが減らすことは出来ます。電気を使わないことは出来ませんけど減らすことは出来ます。過剰包装を断ることは出来ます。エレベーターに乗らずに階段を使うことは出来ます。自身の二酸化炭素の排出量は増えるかもしれませんけど筋トレになり毛細血管が増え健康に近づく特典まで付いてきます。「こんなことくらい」の積み重ねを世界中の人が始めたら必ず未来は変わると思います。出来る人から出来ることから出来るうちに地球が元気なうちに。

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全快堂

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院長宮木 謙三