『力石 徹のモデルになった男』森合正範 著(東京新聞)を読みました。一気に読みました。面白かったです。引き込まれました。『あしたのジョー』は大好きで全快堂にも置いて有りますし『空手バカ一代』も再放送までも夢中になって視たことを覚えています。どうして『あしたのジョー』と『空手バカ一代』を併記するのかといえば「力石徹のモデルは当時極真空手に在籍していた天才空手家『山崎照朝(てるとも)』氏」だったからで、どちらの作品も梶原一騎氏の原作だからです。詳しくは是非読んで頂きたいのですが、梶原一騎といえば当時は大人気で『巨人の星』『柔道一直線』も『あしたのジョー』『空手バカ一代』と並んで全て梶原一騎氏の作品でした。その梶原氏と大山倍達氏から絶大な信頼を受け可愛いがられた男ながら、彼は誰よりも媚び諂うことを嫌い「空手で金を稼ぐ」ことを嫌う当時「最も強い孤独の男」だったのです。まだ書きたいことが有りますが読んで無い人の邪魔したら悪いので本日は此処まで。